渋谷教育学園渋谷中学校の傾向と対策

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7.過去問と対策

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この記事では渋渋の科目ごとの出題傾向と対策を掲示しています。
渋渋の問題は思考力を問う問題が出るという印象があるかと思いますが、基本問題も失点せずにしっかりと取ることが重要です。基本問題もしっかりと勉強した上で、記述対策をすると良いと思います。

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渋渋の国語

基本データ

■配点:100点

■試験時間:50分

■大問数:2題

■解答形式:
記号選択と書き抜きのほかに、40~60字程度の記述問題が3問ほど見られる。漢字は、書き取りのみの出題で、記号は複数選ぶものもある。

出典一覧

2022年

「文字占い師」(『紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)』所収)​ケン・リュウ

ケン・リュウのSF短編集に所収されている「文字占い師」。
1961年、台湾で暮らすアメリカ人の少女リリーは、「文字占い師」を名乗る老人甘さんと出会います。「羊」や、犠牲の「羔」、正義や主義の「義」、二・二八事件の悪夢の記憶である「群」衆といった文字を通じて、彼女は老人の過去を聞くことになるのですが……。

人新世の「資本論」 斎藤 幸平

人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。

出題傾向と内容

渋渋の国語は、文章の内容が的確に読み取れるかどうか、表現力もためしながらあわせて見ようとする問題だといえます。

読解問題

題材については、一つが小説・物語文、もう一つが説明文・論説文という組み合わせが多くなっています。内容的には、小学生にとって親しみやすく、取り組みやすい文章となっています。設問は、文章の内容をどこまで正しくつかんでいるかを見ることに主眼が置かれています。
具体的には、指示語の内容、登場人物の心情や文脈、場面などの把握、文章中の空欄への適語の補充、大意・要旨など、正統的な設問が多いようです。何となく要旨をつかんだ程度では正解するのが難しく、文章を正確に読み取って再構成する力が問われると言ってよいでしょう。

知識問題

読解問題の設問として出題されています。漢字の書き取りは必出で、書き間違えやすいものや同音異義語があって紛らわしいものなどがよく取り上げられています。一方、語句や文法の量は少なく、まったく出されないこともあります。

対策 合格ポイント

渋渋の国語は、読解力と表現力を見る問題がバランスよく出題されていますから、まず読解力をつけ、その上で表現力を養うことをおすすめします。
読解力をつけるためには読書が必要ですが、長い作品よりも短編の方が主題が読み取りやすいので、特に国語の苦手な人は短編から入ると良いでしょう。
次に表現力ですが、これには内容をまとめるものと自分の考えを述べるものとがあります。内容をまとめるものは、数多く練習することによってコツがわかってきます。自分の考えを述べるものは、問題文のどの部分がどのように問われるのかを予想しながら文章を読むと良いでしょう。また、答えとして必要な要点を書き出し、それらをつなげるような練習を心がけましょう。


なお、ことばのきまり・知識に関しては、参考書を1冊仕上げておけばよいでしょう。また、漢字や熟語については、読み書きはもちろん、同音(訓)異義語、その意味についても辞書で調べておくようにすると良いでしょう。
また、漢字や熟語については、読み書きに加えて類義語や対義語、同音(訓)異義語などについてもまとめると良いでしょう。

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渋渋の算数

基本データ

■配点:100点

■試験時間:50分

■大問数:4題

■解答形式:解答欄には必要な単位などが印刷されている。また、式や考え方を書くスペースが設けられているものもある。

出題傾向と内容

標準レベルを主体にやや難しめの問題がいくつか見られるといったところで、試験時間を上手に活用すれば、一通り解答を導けそうです。計算・応用小問をすばやくすませ、応用問題にバランスよく時間を配分できるよう、計画的に解き進めていきましょう。

計算・応用小問

まず、四則計算(または逆算)が1問程度あります。次に、基本的な特殊算や、数の性質、割合などの小問が続きます。

応用問題

図形では、三角形や四角形などの性質についての知識を問うものや、面積や体積を求める公式を使う問題、相似を利用して面積などを求めさせるもの、図形の移動した長さや面積を求める問題、立体の展開図と切断面、見取り図を見て、体積を求めさせるものなどが出題されており、ほかの設問に比べるとやや難解なものとなっています。また、図形についての知識や公式だけでは解けないものもあります。特殊算では、つるかめ算、速さ、周期算などが出題されています。ほかにも、数の性質にからめて気息性を問うもの、食塩水の濃度を求めるもの、図形上の点の移動や2点間の距離などをグラフから読み取って、速さや距離などを求めるものがあります。

対策 合格ポイント

計算力をつけることと苦手分野を克服することが、渋渋入試突破のカギと言えます。計算練習は当然として、これまでにやったテストの答案をそのままにせず、まちがえた部分を調べて、自分の弱点を発見することが大切です。
また、難問奇問は避け、基本公式で解法を見出せる問題を数多く解くことです。どんなに難しい問題にも必ず解法があり、それをすばやく見抜く力は、どれだけ多くの問題を解いて解法を身に着けてきたがで決まります。1日がかりで難問奇問を解くより、1時間で3問、3つの基本公式を使って解く方が、ずっと合理的であり効果が上がります。まず、テキストや問題集にある基本公式や解法を整理し、仕組みをしっかり理解しましょう。そして、制限時間を決めて問題を解いてください。」

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渋渋の理科

基本データ

■配点:50点

■試験時間:30分

■大問数:2題

■解答形式:短文記述や用語記入、記号選択などが出題されている。短文記述は、1~2行書くスペースが用意されており、字数に関しては、具体的な制限はない。作図も見られない。

出題傾向と内容

渋渋の場合、「生命」「物質」「エネルギー」「地球」の各分野から2~3つ出題されます。年度・回によって取り上げられない分野もあり、それぞれのテーマにしぼった出題がされると考えてよいでしょう。また、実験・観察・観測をもとにした問題が多くなっています。

対策 合格ポイント

第一に、学校で行われる実験、観察、観測に積極的に参加し、その結果を表やグラフなどを活用してノートにまとめておくこと。
第二に、基本的な知識を確実にするために、教科書・受験参考書をよく読み、ノートにきちんと整理しておくこと。
第三に、問題をできるだけ多く解くこと、特に「物質」や「エネルギー」では計算問題が多いので、正確な計算力をつけるようにしましょう。
最後に、時事的な問題が出されることもありますから、日ごろから科学ニュースにも目を向け、新聞や雑誌の記事、テレビのニュース番組や化学番組などを関心をもって見るようにし、多くのことを知るようにこころがけましょう。

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渋渋の社会

基本データ

■配点:50点

■試験時間:30分

■大問数:4題

■解答形式:
記号の選択式と適語の記入、記述問題で構成されている。記述問題は1~3行で書かせるものに加えて、100字以内という指定があるものも見られる。

出題傾向と内容

渋渋の社会の特徴は、新聞記事や地図、絵、図などの資料を多く用い、それらを関連付けた問題が出されることです。そのため、一つの分野に偏らない総合問題として出題されることも多くあります。また、社会という科目にとらわれない、生活や文化についての幅広い知識を問うものも見られます。
日頃の学習で身につけた知識を試すもはもちろん、それらを多角的に結び付けて考えることができるかどうかが問われているのです。
問題数はそれほど多くないので、きちんと資料に目を通し、解答する時間は十分に確保できるでしょう。ただし、記述問題が多くみられるので、時間配分には注意が必要です。
扱われる題材は、最近話題になった出来事や身近な出来事が多く、また、渋渋の教育方針である「自調自考」などが取り上げられています。
また、女性の社会進出や明治時代の政治といった、特定のテーマについて掘り下げて問う問題も見られます。

対策 合格ポイント

地理では、白地図を使った学習が大切です。それも、ただ地名や地勢図を書き込むだけじゃなく、産業の特色・立地条件や、地勢との結びつきを重視して取り組むようにしましょう。
地図を見る際は、ただ平面的に見るのではなく、高低差にも注意するなど、実際にどのような地形になっているかを想像することも大切です。歴史では、重要事件名、人物、事項などを漢字で正確に書けるようにしておくことが必要です。また、自分で年表をつくりながらまとめ、時代ごとに見渡せるようにしておくとよいでしょう。それぞれの事項や人物名をバラバラの知識として覚えるのではなくなぜそうなったのか、あるいはどのような歴史的意義があるのかを考え、関連づける学習が効果的です。
政治では、日本国憲法や国際関係など、基礎的な知識はしっかりとマスターした上で、最新の情報にも関心をもっておく必要があります。テレビのニュースに注意を向け、その出来事が日本や世界のどこで起きているのか、世界のできごとであれば、日本との関連を、現在だけでなく、歴史的な面からもつかんでおけると良いでしょう。

まとめ

渋渋は、理科・社会が50点で国語・算数の100点に比べて点数配分が低いため、国語と算数で点数をとれるようにしましょう。国語は時間が足りず、記述に時間をかけられなくなってしまう可能性があるので、時間配分を計算して試験に臨みましょう。算数は基本問題を確実に解けるように気をつけましょう。

↓この本を読むと渋渋のことがよくわかります。

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