【中学受験】まず公文式で始めてから塾へ行くべき理由

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公文高進度学習者賞のオブジェ(トロフィー) 2.家庭学習
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公文は中学受験に役に立つ?

私自身、小学生の時に公文をやっていました。そして子供二人も現在進行形で公文をやっています。上の子は年長から小学4年6月まで、その後中1から現在まで継続中です。下の子は年中から現在まで継続しています。我が家の公文歴の詳細は後程ご紹介しますが、その経験を踏まえて結論から申し上げます。

公文は中学受験に役に立ちます。

公文は役に立たない、通用しないという声も聞きますが、それは公文の利用の仕方に問題があるか、公文だけで中学受験に挑まれた方なのではないでしょうか。
この記事では、公文のメリット・デメリットを理解して、中学受験に公文を効率よく利用する方法をお伝えしていきます。
 

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公文のメリット

公文算数のメリット

  • 計算を早く正確にできるようになる

    公文の算数は少しずつ難易度を上げながら計算を繰り返し行っていきます。そして演習時間と計算ミスの量をはかり、時間がかかりすぎていたり、計算ミスが多い場合は、難易度を下げて無理のないよう反復演習していきます。毎日繰り返し演習していくことで、早く正確に計算できる力がつくようになるのです。

    中学受験の算数は上位校になればなるほど思考力を問う複雑な問題が出題されます。公文算数で計算を早く正確にできる力をつけていれば、問題を考えることに時間を費やすことができ、また、解き方はあっているのに途中の計算を間違えて正しい答えを導けないというくやしい結果を防ぐこともできます。公文は盤石な計算力の土台を身につけることができるのです。これは中学受験にとって非常に有利な能力です。

公文国語のメリット

  • 幅広い知識が身につき、教養が深まる

    公文の国語は読解力や教養を深めることができます。
    公文の推薦図書から様々な物語文、随筆文、論説文が出題されます。良質で種々の文章を読むことができるので知らず知らずの間に教養を深めることができます。
     
  • 読書意欲につながる

    公文の国語では1冊の本の中から一つのシーンを抜粋して出題されています。物語の途中で終わってしまうため、子供は興味がある内容だと「続きが気になるからこの本を読んでみたい」という気持ちになります。私の子供も、「続きが気になるから図書館で借りてきて」と度々言いにきます。公文をやっていなかったら読むことのなかったであろう本も、公文が読むきっかけを作ってくれるのです。

共通のメリット

  • 学習習慣が身につく

    公文は1日5枚(場合によって増減あり)を毎日コツコツ演習する教材です。「毎日、ご家庭ごとに決めた時間に公文をする」ということを実践すれば、この時間は勉強の時間という学習習慣が身につくので、中学受験の勉強にシフトしたときにも自然に勉強に取り組めるようになります。
     
  • 先取り学習ができる

    公文はお子さんに合わせて進度を決めることができます。進みが早いお子さんは自身の学年を超えてどんどん先に進みます。進みが遅いお子さんは自身の学年よりも前の学習をすることができます。お子さん一人ひとりに合わせた進度で進むことができるのです。中学受験における公文のメリットの一つは「塾で本格的に受験勉強に入る前に、公文で小学校範囲の学習を終えることができる」ということです。

東大生の3人に1人は公文式に通っていたという調査結果があり、この本の著者がかつて行なったインタビューでは、偏差値最高峰の東大医学部生の3人に2人が公文式の出身だったそうです。これは何を意味するのでしょうか?この本を読めばその意味が見えてきます。
 

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公文のデメリット

  • 月謝が高い
公文の月額会費

教室に通えない方には、公文式通信学習があります。
東京都神奈川県以外の地域に所属する教室の月額会費+通信費1100円です。
我が家は共働きで教室に通うことが大変だったため、二人とも通信で公文をやっています。

  • 向き不向きがある

    公文は反復練習する教材のため、毎日コツコツやることが苦痛にならないお子さんは順調に進みますが、同じことの繰り返し、机に向かうのが苦痛で仕方ないお子さんは、公文を無理強いすると勉強嫌いなってしまう可能性があります。
    我が家は二人とも公文が苦痛なタイプですが、それでも続けているのは、上の子は中学受験の時に公文の有難みを実体験したから、下の子は負けず嫌いな性格だからです。
     
  • 公文だけでは思考力はつきにくい

    算数の図形の問題や思考力を問う問題、国語の物語文の感情変化を問う問題は出題されないため、公文だけでは思考力はつきにくいです。近年は中学受験は思考力を問う問題を出題する学校が多いので公文だけで中学受験に挑むのはお勧めしません。
      
  • 先取りしすぎると危険

    幼少期は脳の発達として、体験や経験を通して五感を刺激し、感受性や知的好奇心・道徳性を学ぶ情操教育が重要です。精神的な成長が未成熟なまま、幼少期に公文で過剰な先取りをしてしまうと精神の発達と脳の発達のバランスが崩れ、成長と共に学力がスローダウンする可能性があるという意見もあります。
     
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公文はどこまでやるべき?

以下の事柄は我が家の経験から判断しているので必ずしもこの限りではないことをご承知おきください。
中学受験で上位校を狙えるかどうかの一つの目安は、小学4年生の夏前に算数も国語もF教材(小学6年生程度)を終わらせられるかどうかです。
4年生の夏までにF教材を終えたお子さんは十分上位校を狙う資質があります。しかし、前述のとおり公文で思考力はつきにくいので、F教材が終わらなかったお子さんであっても上位校を狙えないわけではありません。思考力がほかのお子さんを上回れば十分可能性はあります。
中学受験における公文教材はF教材までで十分です。

我が家の公文歴

上の子の公文歴

  • 算数
     
    年長から小学4年生の6月まで公文算数をやりました。なんとか息切れしながらF教材を終わらせることができましたが、この頃は、私の心の中では、この子はあまり算数のセンスがないなと思っていました。しかし、小学6年生の2月(中学受験が終わった直後)に東進ハイスクールのスーパーエリートコース(一言でいえば数学特待)に合格できたので、その数学力の礎を築いたのは公文なのかもしれません。
     
  • 英語
     
    中学1年生になり、同級生が思った以上に英語ができるということに危機感を覚え、中学1年生の6月から公文英語を継続しています。中学2年9月時点はKⅠ教材です。

下の子の公文歴

  • 算数
     

    年中から小学2年生3月まで公文算数をやりました。F教材を終えたのでその後は英語にシフトしました。思ったよりも、つまずきは少なかったです。算数はその後、ゆるく市販の家庭学習教材をしています。
     
  • 国語
     
    年中から小学3年生現在まで継続しています。FⅡ教材をしています。字が汚すぎて残念です。FⅡ教材を修了後は継続するか検討中です。
     
  • 英語
     
    小学3年4月より現在まで継続しています。D教材をしています。まだまだ導入段階です。

ワーママ(私)の公文歴

  • 算数
     
    はるか昔で記憶がうっすらとしかありませんが、小学5年生まで公文算数をしていました。私はわりとコツコツタイプだったため、進度は微分くらい(多分M教材)まで進みました。辞めるときに公文の先生にもったいないと言われた記憶があります。しかし小学生の脳みそでは、微分なんてなんの役に立つのかさっぱりわからなかったので(今でもわかっていませんが)、スパッと辞めました。
     

最後に

公文は中学受験の役に立ちます。
公文のメリット・デメリットを理解し、公文を最大限に有効活用して中学受験に挑んでください。

公文の高進度学習者賞のオブジェ(トロフィー)
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公文の高進度学習者がもらえる記念品オブジェ(トロフィー)です。思った以上に立派なオブジェです。我が家は全部で4つもらいました(ほとんど下の子がもらったものです)。子供たちはオブジェがうれしいようです。

公文国際学園中等部・高等部

公文国際学園は神奈川県横浜市にある男女共学校の私立中高一貫校です。公文の創立者である公文くもんとおる氏が創立しました。通学できない遠方の生徒や海外からの留学生用に寮があります。また、公文生だけの受験制度(A入試)があり、入学後に公文教材を学習する時間を設けています。中3からはフランス語やドイツ語も学習することができ、学園での公文式は無料で受講することができます。

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