中学受験での計算ミスを減らすための具体的な方法

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算数のテストで計算ミスなどのケアレスミスでの失点は本当にもったいないですよね。途中式を書いて加点をくれる問題ならまだ良いですが、答えだけの採点の場合、考え方は合っているのに最後の最後で計算ミスをして×になってしまうのは、非常にもったいないです。人間である以上、計算ミスを100%なくすことはできません。ですから、いかに計算ミスを減らすかの勝負になってくるかと思います。

我が下の子は先日の模試で算数の計算問題である大問1の(1)から計算ミスをして×になっていました。
下の子は普段の生活態度からして、忘れ物が多い、人の話を聞かない、など、ケアレスミスだらけの人生?です。今後、いかに計算ミスを減らしていくか、具体的に考えていきたいと思います。

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計算ミスの原因と対策

考えられる計算ミスの原因と、それについての対策を考えてみました。

計算力の基礎が足りない

計算力は算数の問題を解く上で、必要不可欠な力です。思考力を問う問題であっても計算の基礎的な力がなければ、計算することに時間を奪われてしまい、思考する時間を十分に取ることができなくなってしまいます。

計算量が不足している場合は、まずは基礎的な計算の土台固めが大切です。計算力を鍛えるには、公文やそろばんでも良いですが、手短にできるのは100マス計算がベストだと思います。

毎日、同じ問題を、2週間続ける「陰山メソッド」を実践できる本。たし算、ひき算、かけ算、わり算の各プリントを2週間分(14枚)セットです。

243万部のベストセラー「百ます計算」の次に取り組む本。2けたと1けたのたし算、ひき算の百ます計算と、かけ算・わり算がセットのエレベーター計算で、ワンランク上の圧倒的な基礎計算力が身につきます。

途中式を書かない

問題を解いていると、計算式を順次手で書いていくよりも思考の方が速く先に進むため、途中式を書かず
暗算で済ませてしまいがちです。

途中式を書かないと最終段階で計算が合わなくなってしまったときに、見直しができず、どこまで計算が合っているのかがわからないため、最初から計算をやり直すことになってしまいます。そして時間切れとなる悪循環です。


複雑な問題であればあるほど、思考が先走って途中式を書かなくなりがちですが、複雑な問題こそ、途中式を書く必要性があるのです。

思考が先走ったとしても、途中の計算過程は必ず書くように心がけましょう。また、見直ししやすいように、計算式をあちこちバラバラに書くのではなく、同じ問題は1ヵ所にまとまて、計算過程を順番に書くようにしましょう。

字が汚い

特に男子は自分の書いている字が汚くて読めないことがあります。よくあるのが0と6や1と7と9の判別がつかなくなることです。本人の字の癖もあるとおもいますが、急いで書くとなおさら字が汚く読めなくなってしまいます。

見間違えやすい数字は、はっきりとわかるように書くようにしましょう。小さく書きすぎたり、詰めて書きすぎたりせずに、適度な間隔で適度な大きさで書くようにしましょう。

写し間違える

問題文から計算用紙に数字を転記するときに間違えてしまうことがあります。数値が多く出てきたり、文章が長い場合に起こりがちです。

転記前後に確認の習慣を持つようにしましょう。

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まとめ

計算ミスとして考えられる原因とその対策のまとめです。

  • 計算力の基礎が足りない → 100ます計算をする
  • 途中式を書かない → 同じ問題は1ヵ所にまとまて、計算過程を順番に書く
  • 字が汚い → 見間違えやすい数字は、はっきりとわかるように書く
  • 写し間違える → 転記前後に確認する

また、暗算に少しでも自信がなければ筆算を使用し、検算するように心がけると良いと思います。

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