理科は大きくわけて4分野に分かれていて、やはりどうしても得意な分野もあれば苦手な分野も出てきてしまいます。上の子の場合は、天体や生物が苦手でした。ただ、理科と社会については上位の学校であるほど知識問題よりも考えさせる問題を出題する傾向にあるので、知識は広く浅くで何とかなったかなと思います。とはいえ、考える問題は何もしなくても解けるのかと言われるとそういうわけでもないので参考書・問題集はいろいろと手を出しました。我が家が実際に購入した参考書・問題集をご紹介します。
算数の場合はこちら→中学受験:高学年での家庭学習用問題集【算数の場合】
国語の場合はこちら→中学受験:高学年での家庭学習用問題集【国語の場合】
理科の問題集・参考書
理科コアプラス
内容紹介
サピックス小学部の受験指導に基づき、有名中学で出題される理科全分野の頻出知識を「核(=コア)」として集約ています。知識の確認・定着に最適な一問一答形式により、毎日くり返し学習すれば、有名中学に合格するための「知識力」が身につきます。一歩進んだハイレベルな「中学受験理科の発展知識」も収録しています。
感想
サピックス生が使っているコアプラス、これはやっておかないとと思い、1周はしました。
赤字で書かれた答えを赤いシートで隠して覚えるタイプの問題集です。よくまとまっているので辞書代わりに使っても良いと思います。
すらすら解ける魔法ワザ 理科・知識思考問題
内容紹介
塾内テスト対策から入試直前の総まとめまで使えます。一問一答形式で覚えても点数はなかなかあがりません。知識同士のつながりを確認できる問題集が必要です。
【3つの特長】
1 大切なことがらをもれなく確認できる
「大切なことがら=入試によく出る内容」です。
合否の決め手となる知識を網羅しています。
2 覚えた知識がスムーズに使えます
「なぜ」・「だからどうなる」という因果関係や覚え方も掲載。
すぐに思い出せるようになります。
3 覚えた知識が忘れにくい構成です
知識のアウトプット練習をすることで、忘れにくくなります。
そのための良問を厳選しました。
感想
これまで覚えてきた基本的な知識や解法をもとに、問題文で与えられた情報を分析して解答へと辿り着く方法を解説してくれる問題集となっています。基本的な知識を点数が取れる解法への導き方を示してくれる問題集です。
中学入試 理科 塾技100
内容紹介
●現役塾講師が、塾だけで教える理科の「塾技」を公開。
●難関中学入試に頻出の分野すべてを、この1冊でカバーします。
パターン学習でみるみる得点アップ、短期間での巻き返しも可能な「目からウロコ」の本です。
入試理科頻出分野を100の「塾技」に分けてまとめています。中学入試の理科で合格点をとるための力を無理なく身につけることができます。
感想
理科の中学受験に必要な項目が1冊にまとめられています。難関校の問題も多く入っていて参考になります。別冊解答はテキストの問題+答え・解説という構成なので、問題と解答を見比べる必要がなく、解答書だけでも便利に活用できます。
寝る前5分暗記ブック
内容紹介
国語・算数・理科・社会・英語を収録
おぼえることとその説明が1回ごとに明確で、集中力が続きます。
●ハンディサイズでどこでもできる!
持ち運びに便利なハンディサイズで、ちょっとしたスキマ時間に最適です。
赤フィルター付きだから、ペンがなくても取り組めます。
●ユーモアあふれるイラストで勉強が楽しくなる!
かわいくておもしろいイラストがたくさんで、飽きることなく勉強に向かうことができます。
感想
理科のみ一周やりました。
すき間時間にちょこっとできるので忙しい受験生にはうってつけです。
1ページ目が「今夜おぼえること」めくった2ページ目が「今夜のおさらい」になっているので、5分間で有効に暗記できます。赤字で書かれた答えを赤いシートで隠して覚えていきます。続けやすい本です。
くらべてわかるできる子図鑑
内容紹介
「くらべる」ことで理科の重要事項が理解できる図鑑です。
イラストや図版を豊富に掲載しており、中学入試や家庭学習でおさえておくべきちがいが理解しやすくなっています。
たとえば、「両性花(例:アサガオ)と単性花(例:ヘチマ)」、「豆電球の直列つなぎと並列つなぎ」のちがいなど、どこに注目して「くらべる」とちがいが理解できるのか分かるようになっています。
感想
オールカラーで図や絵が豊富にあり、比べてその違いを学ぶため、楽しく知識が入ったと思います。読み物としても楽しいので下の子にも見せようと思います。4年生か5年生くらいに見ると良いと思います。
論述でおぼえる最強の理科
内容紹介
理科嫌いの原因は「つめこみ暗記」にある。理科嫌いを克服するには「理由をつけて」おぼえること。「なぜ」に特化し、論述力も鍛えられる一石二鳥の本。
感想
筆者の長谷川先生は個人で家庭教師をされている方です。上の子と共に一度お目にかかっています。長谷川先生の考え方は私も共感するところがあるので、よく参考にさせていただきました。
こちらの本は社会と共にお世話になりました。1問1答形式の本です。知識の蓄積としても良いと思います。
まとめ
理科に関しては、学校によって入試科目の配点比率が違います。例えば、算数・国語は100点満点、理科・社会は50点満点の学校もあります。その場合、理科は、算数や国語よりも点数の差がつきにくい科目になり、合否を分けるとしたら点差がつく算数・国語での勝負となります。ですから個人的には理科・社会はそこまで重きを置かなくても良いかなと思います。すき間時間に参考書代わりにこれらの問題集を読むだけでも多少なりとも効果はあるのではないかと思います。
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