【サピックス、四谷大塚・早稲アカ、日能研】小5カリキュラム進度比較

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3.入塾の時期と選び方

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大手塾(サピックス、四谷大塚、早稲アカ、日能研)の進度が気になるので、小5算数・理科・社会について比較表を作成しました。
また、各塾の小5の目的・テーマについても記載いたしました。各塾で比較して参考にしてみてください。

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サピックス(SAPIX) 小5のテーマ

算数

5年生のカリキュラムまでで受験に必要な算数のほぼ全分野の基礎となる部分を習得することになります。4年生までに基本的な算数の発想を身につけてきましたし、ときには「ひらめき」で問題を解決したりするおもしろさも経験しました。

しかし、5年生からは、論理的に考えることがより一層重視されるようになってきます。それまでは、リンゴやお金というような具体的なものを考えてきましたが、これからは、「記号」を用いて、抽象的に思考する作業が要求されてくるのです。

「割合」「比」「速さ」「平面図(相似)」など、入試問題で頻出の分野を学習します。問題演習が中心になる6年生でつまずかないように、しっかりと理解できるように授業を進めていきます。

国語

5年生では、4年生のときに学んだ内容を発展させ、入学試験で求められる力を身につけていきます。A授業では、主に三つの内容を学習します。まず、入試頻出の重要語句、物語などの時代背景に関わる一般常識、入試頻出の話題に登場する概念などをちりばめた短文を読み、知の世界を広げる言葉を身につけます。

次に、入試頻出の知識問題を授業と副教材「言葉ナビ」を活用しながら効率よく学習していきます。最後に、文章を主体的に読むための具体的な取り組みを徹底させていきます。また、5年生後期からは、入学試験をふまえ、読解問題に対応する際の具体的な手順を学習します。

B授業では、4年生のときに比べより複雑で高度な内容の長文に取り組んでもらいます。文章全体を俯瞰する目を養うために、文章の全体をチャート化した見開きのページを用意しています。

A授業で実践した、文章を主体的に読むための取り組みを活用し、さまざまな文章を読みこなしていきます。問題では、本文全体をふまえたものや、テーマを深く追求するものなど、高度なものに取り組んでいきます。

講師は授業中に子どもたち一人ひとりの答案を見ながら、時には個人に、時には全体に向けてアドバイスをしていきます。そうしたアドバイスに深く耳を傾けながら、より良い答案をめざして、何度も書くことに挑戦する粘り強さも養っていきます。

理科

5年生までに、小学校理科の全履修範囲を学習します。植物や動物などの生物分野、力学や運動や電気などの物理分野、水溶液や気体や燃焼などの化学分野、気象や天体や地層などの地学分野など、学習する範囲が広く、進度も速くなります。

その場限りの学習に陥らないよう注意が必要です。4年生のときと同様に、学習内容を整理しながら頭のポケットの中に入れていきましょう。整理された知識は理科の問題を解くうえでの貴重な道具になり、6年生になってからの得点力を左右します。

理科の学習で最も重要な「目で見て、耳で聞いて、肌で感じ取る」学習ができないままに暗記型の学習に陥ってしまわないように、黒板授業では身近な事象への関心や、興味を引くテーマを扱っていくようにしています。また、「理科コアプラス」という副教材を使用し、反復練習を積み重ね、確かな知識力を身につけられるようになっています。

受験学年の6年生に向けて、基礎力を充実させる重要な学年になります。多くの単元を学習していきますので、単元や分野の枠を超えた関連性も意識しながら、一つひとつの内容・問題をていねいに学習していきましょう。

社会

入試問題の3本柱の一つである地理分野を夏期講習終了時までに完全に習得することと、もう一つの柱である歴史分野の学習を9月から始めるという点で、極めて大事な時期です。

3年生からすでに地理の学習を始めていますが、地方ごとに重要地名、気候、産業、都道府県ごとの特色などをしっかりとまとめ、地理分野の総仕上げをする時期です。

5年生では特に、各地域の地形や気候などの特色と産業とのつながりについて理解を深めていきます。地図帳を開いて確認しながら、知識を確実なものにしていくとともに、さまざまな用語・地名などについては、受験を意識して漢字で書けるようにすることが大切です。

また、夏休み以降に始まる歴史分野の学習は、5年終了時までに入試の出題範囲を一通り履修します。事件や人物名などそれまで知らなかった語句が数多く出てきますが、因果関係を一つひとつていねいにたどりながらマスターしていきます。

時代が進めば覚えることも増えてきますが、この時期に十分学習しておけば、6年生の受験勉強にも余裕が出てくるでしょう。

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日能研 小5のテーマ

算数

小数、分数の性質と四則演算の方法を学び、扱える数や量の世界を広げます。また、情報を図に視覚化し、関係をとらえることをテーマとして、速さや割合などの文章題を学びます。

さらに、円や扇形の求積を通して、着眼点を意図的に変えるという思考の方法をさぐっていきます。数量を抽象化、簡略化してとらえやすくするための道具となる「比」がメインのテーマとなります。

まず、比そのものの概念を学び、その後、すでに学んだ内容を、比を利用して、プロセスを再構築してとらえ直します。また、状況に合わせて着眼点を変えることをテーマとして、立体図形をとらえていきます。

国語

「部分どうしのつながりを探る」ことを、筆者の意見と具体例・理由などとのつながりを読解することを通して学びます。また「外側にある情報(直接把握できる情報)から、内側にある情報(直接把握できない情報)を探る」ことを、登場人物の心情の類推などを通じて学んだり、接続語や指示語を題材に「情報にふくまれている役割を探る」ことを学んだりします。

説明的文章の構成や要旨の把握を通じて、「部分と全体のつながりをとらえる」ことを学んだり、文学的文章に含まれる暗示・象徴、表現技法、主題などの把握を通じて、「情報にこめられた意図や、工夫された情報の提示のされ方をとらえる」ことを学んだりします。

また、それまでに学んだことをもとに、提示されている「情報の構造をとらえる」ことを学びます。

理科

「実験・データをもとに筋道を立てる」ことを、天体の動き、物質の性質、ばねののび方やてこのつり合いなどを通して学んでいきます。

また、「調べることを明確にし、比較する」ことを、植物や動物の構造や働きを通して学んでいきます。

「情報を読み取り、それを利用する」ことを、電流やてこなどの力のつり合い、水溶液や音、光などの物質の性質、大地の変化や天体の動きを通して学んでいきます。

また、さらに、各単元で目を向けた知識の関連づけることを通して、「知識のネットワークを広げる」ことを学びます。

社会

図やグラフなど統計資料の読み方や表現のしかたを知り、調べたり比べたりする技法が熟達していきます。

日本の自然の特色については、そこでくらす人びとの生活や産業との関係をとらえるようになります。また、立地条件との関係に目を向けて、都市や産業が発展した理由をとらえます。

原因と結果の関係に目を向けて、歴史上のさまざまな変化やできごとをとらえていきます。ステージの後半になると、地理分野と歴史分野で学んだことがらを、多角的な視点でまとめ直し、再構築します。

公民分野については、他の分野との関係に目を向けながら、日本の政治のしくみや働きをとらえます。 

 

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四谷大塚  小5のテーマ

中学受験に必要な内容をすべて学習する 内容の濃い1年間です。

4年生に比べ学習内容が一段と難しくなりますが、基礎を徹底的に固めながら、応用力を磨く時期です。

この時期に基礎をしっかり固めておくことで、6年生での志望校対策にスムーズに取り組むことができます。

小学5年生の学習 中学受験に必要な内容をすべて学習する内容の濃い1年間です。 難関単元が次々に登場します。基礎・基本を怠らずに積み重ね、ていねいに一つずつクリアしていきましょう。この時期に基礎・基本を固めて、弱点をつくらないことが大切です。

講習会で学期の復習を完成して、新学期の先取りまで進めます。 春期講習・夏期講習・冬期講習では、復習に重点を置きながら、講習会後の新学期に学習する重要単元の先取りも行います。

毎週の学習では、理解が不十分のまま次の単元に進んでしまったり、暗記一辺倒で過ぎていて記憶が曖昧になっていたり、いろんな理由でやりきれていない問題もあるものです。

また一方で、じっくりと深く掘り下げて取り組みたい単元もあるでしょう。そういった学習にとことん取り組むのが講習会です。たっぷりと時間をかけ「考えて理解すること」を学びます。

学年や時期に応じて学習量の差こそありますが、講習会を上手に活用して、毎週のスモールステップ・パーフェクトマスターを完成させるというサイクルは同じです。

 

小5 各塾のカリキュラム比較表

各塾の進度が気になるので、算数・理科・社会について比較表を作成しました。

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算数 カリキュラム比較表

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理科 カリキュラム比較表

社会 カリキュラム比較表

まとめ

カリキュラムからもわかるように、サピックスの進度はとても速く、季節講習でも先の単元に進むため、自宅での演習や復習が必須になります。四谷大塚・早稲田アカデミーは進度は早いですが、季節講習を復習にあてるため、学習の定着をはかることができます。日能研は進度が遅いため、定着するまで時間をかけて授業を行います。お子さんのタイプによってどの塾が合うのか、じっくりと考えて選択するようにしましょう。

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