【中学受験体験記】首都圏4大進学塾を比べてみる

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3.入塾の時期と選び方

子供の塾を選ぶにあたり、まずは大手4大進学塾「サピックス(SAPIX)、日能研、四谷大塚、早稲アカ」の特徴を比較して、お子さんに合う最善の塾を検討しましょう。

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大手4大進学塾の特徴

SAPIX(サピックス)

成績上位者に合わせた授業進度

サピックスは最難関校への合格実績が最も高い塾であるため、上位校へ入れたいと思うお母さんの多くが、まず最初に検討する塾だと思います。しかし、授業は成績上位層に合わせて進められるため、優秀で精神年齢が成熟しているお子さんは塾での学習だけで伸びていきますが、そうでないお子さんは家庭学習で家族のサポートが必要になります。

テキストも上位層向けで難易度が高いため、宿題をすべてを解くことは非常に困難です。下位クラスは先生が選んだ問題のみをやることになります。

組み分けテスト、マンスリーテストのたびにクラスの昇降があるため、お子さんだけでなくお母さんのメンタルまで削られていきます。

下位クラスのご家庭にも面談等では親身に対応してくれますが、伸び悩んでいるお子さんには個別塾や家庭教師を進められ、実際、上位クラスのお子さんであっても個別塾や家庭教師を掛け持ちしているご家庭が大半を占めると言われています。したがって、お子さんの能力によってご家庭の負担度合に大きな差がつく塾と言えるでしょう。

最難関校を目指す塾

お子さんが優秀で精神年齢が高く、難易度の高い学校への受験を希望しているのであれば、SAPIX(サピックス)が第一選択肢となるでしょう。

しかし、勉強をしていく中で行き詰まりを感じ、周りにどんどん置いていかれる状況が生じた場合は、大きな挫折を感じてしまう可能性もあります。

SAPIXの中学受験対策

難関校SS特訓(サンデー・サピックス)」

受験当日に実力をピークに導くための5か月間の集中日曜特訓です。志望校の出題傾向に照準を合わせた志望校別講座(1コース選択)と、苦手科目や強化したい分野を集中的に学習する単科講座(2講座選択)、さまざまな角度から実力を判定する4回のテストで、合格を勝ち取る実戦力を効果的に養います。

日能研

勉強が得意でないお子さんにもしっかり向き合う

日能研の入塾テストは小学校レベルの学力を基準にして考えればそこそこ難しいですが、大手中学受験塾の中では、比較的合格しやすい塾です。四谷大塚やサピックスほどには難しくありません。成績上位のお子さんに限らず、勉強が苦手なお子さんに対しても向き合い、学力や知識をしっかりと身につけてもらえるような授業を意識しています。間口の広い中学受験専門の塾。1クラス辺りの生徒数が多い傾向にある塾です。
 

中堅校に強い塾

中学受験に必要な知識を満遍なくカバーし、一定のペースで進めていきますが、他塾に比べると比較的宿題が少なく、類題演習も少なめです。同じ問題を何度もじっくり考えさせる傾向があるので、大きく落ちこぼれる子は少なく、特に中堅校に強い塾です。

日能研の中学受験対策

「合格力完成教室」
 
知識・技術・表現を正確に、より豊かに。スピードをつける。自ら判断する。身につけた学力に得点力を加え、より完成へ、合格力へと昇華させていく授業です。

日能研入試問題研究特別講座(日特)」

それぞれの志望校にターゲットを絞って、時間配分や優先順位のつけ方など、具体的なポイントを身につけます。

「志望校別特別講座」
 
入試問題を解くために必要な力を考えた演習をしていきます。自分の強みと弱みは何なのか、さらに、これからどんな意識で学習していけばよいのかが的確にわかる解説授業を行います。
2023年度の対象校は、栄光学園、聖光学院、浅野、筑波大学附属駒場、渋谷教育学園幕張、明治大学付属明治、豊島岡女子学園、市川、東邦大学付属東邦です。


四谷大塚

自社開発したオリジナル教材を使用

四谷大塚は大手予備校「東進ハイスクール」を運営している株式会社ナガセのグループ会社です。四谷大塚ではすべて自社で開発した「予習シリーズ」と呼ばれる教材を使用しています。実際に生徒たちに学習指導を行う講師たちが作成しているため、非常にクオリティが高く実践的な内容となっており、さまざまな成績の生徒が活用できることを強みとしています。

「予習シリーズ」は市販もされており、個人塾や中小塾のテキストとしても幅広く使われています。

テキストの改定に伴い、進度が大幅に早まった

近年「予習シリーズ」が大幅に改定され、特に算数のカリキュラムがどんどん進む形となり大きく変化しました。進度がサピックスと同等となり、難易度も大幅に上がったため、上位層向けの塾へと変化しつつあります。

四谷大塚の中学受験対策

 
「学校別対策コース」
 
授業は1教科専任、各学校の入試に精通したエキスパートが、各学校に特化した熱誠指導をおこないます。教材は、各中学校の入試問題を徹底的に研究・分析し、学校ごとに作成した完全オリジナルです。講師は、一人ひとりのお子さまと本気で向き合い、学習課題を見極め、その対策をたて、合格までの道のりを的確にナビゲートします。

早稲田アカデミー

繰り返し学習

早稲田アカデミーは原理原則を理解するよりも、一問でも多くの問題を解くことによって考え方や解き方に慣れさせようとする傾向がある塾です。
学習量やくり返し学習を重視するタイプの塾であるために、理解や納得を伴わない“丸暗記学習”の癖がつきやすく、5年生の半ばあたりから成績が伸び悩む可能性があります。

自由が丘校として最難関中学校向けの中学受験塾である「SPICA」を開校しています。

早稲田アカデミーの中学受験対策

「Sコース」

私国立中受験に向け本物の学力を習得するための「Sコース」
志望校合格に向け、1年間かけて総復習を行います。1学期には中学受験に必要な内容全般の復習を進め、夏期講習会以降はその定着を促進しながら実戦的な演習で実力を磨き、受験本番での得点力の向上を図ります。

「ExiV Progressコース 5校舎限定」

ExiVとは、早稲田アカデミーが総力を結集して創った難関中高受験専門塾です。
開成高・国立附属高・慶應女子高・早慶附属高・都立・県立トップ校合格を目指すための最高の環境を整えています。

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さいごに

首都圏の中学受験を考えた時に最初に検討する大手4大進学塾の特長についてご紹介しました。各塾の傾向をしっかり把握したうえで、通う塾の最終判断をしていただけたらと思います。

 

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